たなごころブログ

2019-10-01 08:30:00

或る日の日常 #人助け

まずは、9月の台風被害に遭われた皆さんにお見舞いを申し上げます。

1日も早く、日常生活に戻れますようお祈りします。

 

「不幸中の幸い」という言葉がありますがなにかしら辛い目にあったとき、手助けをしてくださる人に出会うと、こうした想いを強く感じることがあります。

時間は戻せないし、遭ったことも消すことはできませんが、助け合いや人の命は本当に大切だと痛感しました。

 

大変な状況のなか、せめて心を癒せるひとときが訪れ、思い出の一つとなりますことを願ってやみません。

 

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非常時に限らず、日常生活でのちょっとした人助けも心が温まる思いをしますよね。

 

道を訊ねると、一緒に案内してくれたり

お先にどうぞと順番を譲ってもらったり

相手を慮り、行動する

 

デイサロンの中においても、ご利用者にたくさん助けていただいています。

それらのお話をいくつかご紹介しましょう。

 

 

 

朝の「洗濯物たたみ」

普段は女性の方が率先してお手伝いしてくださいますが、最近では男性も「これくらいならできるかな」と洗濯物をたたむのをお手伝いしてくださいます。

折りシワを丁寧に伸ばしながらたたむ几帳面な方もいらっしゃればぱぱっと手早く済ませてしまう方など、やり方に個性が出ています。

 

洗濯物をたたむデイサロンのご利用者

 

洗濯物をたたむデイサロンのご利用者

 

洗濯物をたたむデイサロンのご利用者

 

男性陣も手慣れた手つきでお手伝いしてくださいました。

洗濯物をたたむデイサロンのご利用者

 

洗濯物をたたむデイサロンのご利用者

 

 

 

「主婦のエキスパート」

昼食後の「ゆったりタイム」を返上してお手伝いしてくださっているご利用者の方々。

まずは手洗いを済まし、テーブルを丁寧に綺麗に吹きあげてくださいます。

「座ってしてくださいね」の声かけにも、「大丈夫よ」と笑顔で答えながら手を動かし続けておられます。

また食器を洗ったり布巾で水気を拭いたりしながら会話も楽しんでいらっしゃいました。

 

洗い物をするデイサロンのご利用者

 

食器を拭くデイサロンのご利用者

 

食器を拭くデイサロンのご利用者

 

 

 

「サロン内のクリーニング」

スタッフの手が足りていないとき、「拭いておくわ」と声をかけてくださって紙モップで床をお掃除してくださる方もいれば、「ここは私が」と埃取りでテーブルの上を掃除してくださるご利用者もいらっしゃいます。

心地よく過ごしたい場所だから綺麗にしておきたいという思いを持ってお手伝いをしてくださいます。

 

床を掃除するデイサロンのご利用者

 

テーブルを掃除するデイサロンのご利用者

 

デイサロンに通って介護サービスをご利用いただいていますが、私たちスタッフの仕事を間近で見ている時も

 

誰かの役に立ちたい

 

きっとそうした思いを持ちつづけておられたのだろうと思います。

 

前向きなお気持ちと身体を動かすことは健康維持増進にも良いことですので、私たちはご利用者のお言葉に甘えてお手伝いをしていただいています。

写真をご覧になっていただければわかるように、皆さん時に笑顔で、時に作業に集中していて、良い表情だと思いませんか?

 

もちろん我々スタッフも働いていますが、経験値の差なのか、断然ご利用者のみなさんの方が家事仕事がとてもお上手です。

 

私たちも頑張らないと!( ・ㅂ・)و

 

デイサロンのご利用者の皆さまには、いつも本当に感謝しております。

至らない私たちスタッフを助けてくださり、ありがとうございます。m(_ _)m

 

お互いに尊重し合い、人と人の助け合いから生まれる温かさを感じられるデイサロンに、ご利用者の皆さんとスタッフと一緒に作り上げていけたらいいなと思います。

 

 

ご見学については、茨木市桑田町にあるデイサロン「たなごころ」までお問い合わせください。

毎月発行している「たなごころ通信」でも普段の日常をご紹介しています。

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<お問い合わせ先>

デイサロンたなごころ

〒567-0841 茨木市桑田町9-18

TEL.072-601-0382