たなごころブログ
<茨木桑田町・永代町の日常>1月のレクリエーション紹介と、嬉しかったエピソード
お正月が明け、ご利用者様の元気な顔が揃いました。
「あけましておめでとうございます」と掛け合う声が
桑田町、永代町のデイサロンの中で交わされ、新春の雰囲気が漂っていました。
レクリエーションはお正月らしいことからスタートです。
書初め
墨の香りで心を落ち着け、半紙に筆をゆっくりと走らせます。
お手本がないと書けないと言われる方もおられましたが、
さらさらと書き進められる方もおられました。
桑田町
永代町
鏡開き
おやつの時間には白玉団子を作りました。
その白玉団子が入ったぜんざいを皆さんで召し上がって頂きました。
桑田町
永代町
作品つくり
桑田町 「お花のコサージュ」を作りました。
永代町「ふわもこコースター」を作りました。
嬉しかったエピソード
お正月をゆったりと過ごされた方や、お孫さんやひ孫さんが集まられ、賑やかに過ごされた方など様々なお正月の過ごし方のお話しをお聞きしました。
その中で、あるご利用者様のエピソードが印象的だったので、ご紹介します。
「家族が集まって嬉しかったけど、ちょっと寂しいことがあったの。
お正月に来たひ孫がぐずった時に、昨年私が作品つくりで作った「軍手人形」を その子に持たせてあげたら、途端に機嫌がよくなったのよ!
それからずっと人形を手放さなくて、とうとう持ち帰ってしまったの。
ひ孫にその人形を気に入ってもらえたのは嬉しかったんだけど、私自身も気に入っていたので、ちょっと寂しかったわ。」
と苦笑しながらお話をされました。
デイサロンで作られた作品が、ひ孫さんのご機嫌直しに役立ったことはスタッフにとっても喜ばしいお話でした。
これまで頑張って作ってくださった作品たち(マスクストラップやコサージュ)は、今でも愛用してくださっているそうです。
ご利用者の皆さんがデイサロンで過ごしていただくのは1日の三分の一程度ですが、
持ち帰られた作品の行方がどうなったのかをスタッフが知る機会はありませんでした。
今回のお話を聞かせていただいたことでモチベーションも上がりました。
「また作りましょうね!」
そう声をかけずにはいられませんでした。
素敵なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
<茨木桑田町・永代町の日常>ほっこり・きりり
11月になり、冷え込んできましたね。
茨木市にある「たなごころ」桑田町、永代町も短い秋から冬への準備を始めています。
本日はほっこり・きりりとしたエピソードが10月にありましたので、ご紹介していきます。
*毎月のプチお誕生日会
みんなで歌う♪HAPPY BIRTHDAY TO YOU♪に
お誕生日を迎えたご利用者のみなさんは、頬を染めて聴き入ってくださいました。
その後は満面の笑顔で記念写真撮影☆
★永代町
心ばかりのお祝いの品(フォトフレーム)ですが、とても喜んでくださっていました。
*消防訓練
10月は桑田町・永代町共に消防訓練を実施しました。
実際に動く、触るといった経験を重ねていくことで
実際に発生しても落ち着いて行動できるよう、年に一度は行っています。
「もし火災が発生したら、スタッフの誘導に従ってすみやかに移動してくださいね」
スタッフの話を一通り聞いて意識を高め、いざ、外へ。
表に出たスタッフが、人数確認を行います。
その後は「水が出る消火器」を使用し、模擬の消火訓練を行いました。
★桑田町
一列で順番に玄関へ
普段は使うことのない消火器ですが、
みなさん上手に操作していらっしゃいました。
水が出る消火器のため
庭に水を撒いていただく感じになりました。
★永代町
永代町の表玄関前は車道なので、
車の飛び出しにも気を付けます。
みなさん協力的で玄関前での集合もスムーズでした。
永代町では駐車スペースに放水しました。
水の出る勢いが強くて
驚いてしまう方もいらっしゃいました。
みなさん、真剣なまなざしで消火作業に取り組んでおられました。
乾燥する季節になり、火事も相次いでニュースになっています。
たなごころから出火しないよう、気を引き締めていきたいと思います!
みなさんもどうか、火の元にはお気を付けくださいね。
埃の積もった電源タップも発火の恐れがありますので、チェックをお忘れなく。
<茨木桑田町・永代町の日常>秋を迎える準備
暑い夏があっという間に過ぎ、お月見の季節がやってきました。
茨木市にあるデイサロン たなごころ桑田町・永代町の2施設も秋の準備を始めています。
9月のレクリエーションも秋をテーマにしたものが3種類ありましたので、ご紹介します。
☆フラワーアレンジメント
それぞれの施設で決めたテーマに合わせてお花を活けていただきました。
持ち帰って頂いたお花の写真を並べてみましたが、どちらも特徴がありますね!
日本の秋を感じる永代町
☆おやつつくり
敬老の日とお彼岸を合わせ、永代町、桑田町ともに「粒あんおはぎ」と「きな粉おはぎ」を作りました。
昔から小豆には邪気を払う効果があると信じられていますが、コロナの難にも効きめがあると良いですね。
☆作品つくり
芸術の秋といいますが、作品つくりのレクリエーションでは施設それぞれ新企画にチャレンジしていました。
<桑田町:ブレスレットとキーホルダー>
ブレスレットは短いストローを使って巻いていきます。
ビーズを通して長さを調節します。金具はないので付け外しがとても簡単です。
男性には「リングのキーホルダー」リングに紐を結んでいきます。
杖や鞄につけると目印になります。
二種類を作る方もおられ、教えるスタッフもてんやわんやしていました!
いずれも仕上がりはバッチリ!秋の装いにピッタリですね。
<永代町:ぶさかわ軍手人形>
「ぶさかわいい」というのは、見た目は端正とは言い難いけど、
顔立ちや表情に可愛げがある新しい造語の形容詞です。
それを略称したものが「ぶさかわ」と呼ばれています。
見本通りに仕上げられるのか不安でいっぱいでしたが、さすが昔取った杵柄です。
みなさん細かな針仕事でも、サクサク作業を進められました。
「ぶさかわ」らしくなるようにしたいけど、意図的にバランスを崩すのって意外と難しいものです。
そのため目の配置やしっぽの付け方で悩む方が続出しました。
そうして悩みながら作っている間に愛着が湧き、
仕上がる頃にはそのぶさかわ人形に名前を付けておられる方もいらっしゃいました。
仕上がったぶさかわ人形を並べてみると、実に素朴でユーモラスで、心が温まります。
みなさんは目を細めながら、とても喜ばれていました。
茨木市の桑田町、永代町のデイサロン「たなごころ」で
一緒に楽しい時を過ごしませんか。
デイサロンの空き状況はそれぞれの施設リンクでご覧いただけます。
▶︎ たなごころ茨木(桑田町)
▶︎ たなごころ永代町
<茨木桑田町・永代町の日常>フラワーアレンジメント
6月、雨が降るとアジサイが生き生きする今日この頃。
デイサロンたなごころの茨木桑田町と永代町には、今月もいろんなお花でフロアが飾られました。
そのお花のいただきものにアジサイがあるのですが、種類がいろいろあってびっくりしました。
アジサイ・ガクアジサイ・カシワバアジサイ・おたふくアジサイ(ウズアジサイ)などなど。
他にも、ユリ科のアガパンサス、キキョウ科のホタルブクロ、キツネノマゴ科の小エビネ草(ベロペロネ)、ツバキ科の方の沙羅双樹(ナツツバキ)など、珍しい花もたくさん。
様々な花の彩りと香りの共演で、フロアがぐっと華やいで明るい雰囲気になります。
いつもお花をいただき、本当にありがとうございます。
今回は、お花を実際に活けて楽しむレクリエーション「フラワーアレンジメント」をご紹介します。
デイサロン たなごころでは、定期的に春の花、初夏の花、秋の花、お正月の花・・・と、四季を感じるアレンジメントを行ってきました。
アレンジメントをするのが初めてという方は、初めてお花にはさみを入れることに迷われていましたが
今では、全体の仕上がりのイメージを想像し、どの位置にこのお花を挿そうかと考えながら活けていく方や
気に入った花を気の向くまま、好きに挿していく方もいらっしゃいます。
フラワーアレンジメント本来の楽しみと喜びを体感し、男性のご利用者も毎回いらっしゃいます。
いつも素敵なお花を用意してくださる、お花の先生の小谷さん。
ちょっと手直しが必要と感じたら、すぐにサポートをしてくださいます。
ご自宅でそのまま飾って楽しんでいただけるよう、大きめのオアシスを使って活けています。
持ち帰られた後このように開花するイメージです
(写真は永代町)
持ち帰りには大きめのレジ袋に入れるのですが、毎回小谷先生から一言いただきます。
「みなさん!レジ袋ははさみで切って、お花をきれいに出してくださいね。」
袋から顔を出す花々と共に自宅に戻られるご利用者を、いつもより華いだ雰囲気でお見送りできます。
そのような楽しみもあり、デイサロンたなごころ 茨木桑田町と永代町のスタッフも、次のフラワーアレンジメントの日を心待ちにしています^^
<茨木桑田町・永代町の日常>嬉しいこと
5月より「たなごころブログ」はこのHP上で公開していくこととなりました。
旧ブログblog.tanagocolo.org(2019年4月2日〜2021年4月30日)は過去記事としてHPに移動させてまいります。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回はたなごころのスタッフが嬉しいなと感じている事について お話ししたいと思います。
★お花のギフト
時折ご自宅の庭先に咲くお花をご利用者様が持って来て下さいます。
「花の名前がわからない」と一緒に調べる事もしばしばありますが、
一輪ざしにしたり、花瓶を使ったりと飾らせていただいています。
お花があると季節を感じる事ができ、デイサロンのフロアも明るくなって 優しい気持ちになりますよね。
お花の効果は本当に素晴らしいことばかりです。
そして以前たなごころデイサロン桑田町をご利用いただいていた方のご家族様が、
今も定期的にプランターを置いてくださっています。
季節ごとに綺麗なかわいい花が咲くのは、実はご利用者のご家族様のおかげなのです。
庭先のマンサクの花や自然に元気な花たちは綺麗に咲き誇っています。
今年は“金のなる木の花”が満開でした。良いことがあると良いのですが^^
ご利用者、ご家族様から綺麗なかわいいお花を頂戴する度に、いつもとても感謝しています。
(無精な私たちが枯らしてしまうことが多く、大変申し訳なく思っています。)
★レクリエーションのリクエスト
コロナ禍にマスクを手縫いで作って頂いたのですが、
後日「もう一度、つくりたい」とリクエストを頂きました。
ご利用者からレクリエーションのリクエストを頂く事は、最高に嬉しい限りです。
ご好評をいただければ、また再登場します。
★第三者からの感想
手づくりマスクのサブアイテムとして「マスクストラップ」を作ったご利用者様のお話です。
マスクストラップをつけて外出し、横断歩道で信号待ちをしていると横にいた人に 声をかけられたそうです。
「素敵なアクセサリーですね。イヤリングですか?」
「マスク用ストラップなんです。手作りなんです」
その人は驚かれ、とても褒めてくださったとのこと。
ご利用者様が嬉しく思い、その話をスタッフにしてくださいました。
その話を聞いた私たちスタッフ全員もとても嬉しかったです。
見知らぬ人に褒められるとテンションが上がります。
社会的距離を保たなくてはならない昨今、
「あ、いいな」と思ってもなかなか声をかけるのも難しいと思うのですが、
人との心の距離を少し引き寄せるきっかけになれたんだと思うと、やりがいを感じます。
デイサロンでのレクリエーションは利用者だけでなく、
周囲にもなんらかの変化を働きかけるものなんだと感じたエピソードでした。
正直コロナ禍でイベントもなかなか思うようにはできていません。
ですが、その中でやれることを模索し、毎日デイサロンで楽しんで過ごして頂けるよう、これからも務めてまいります。
そして地域の方々の心を和ませるエピソードも、ここをきっかけに広がっていくことを願っています。
*月ごとの日常をまとめた「たなごころ通信」(PDF)もございます。
各施設の紹介ページからダウンロードできます。